三田誠広の『高校時代』を読了。面白くてどんどん読み進めていくうち、三時間程度で読み終わった。受験雑誌の螢雪時代に連載されていた小説らしく、主人公は読者層に合わせて高校生。最初は高校生の多感な時期の心情をよく表現されていて、受験とか恋愛とか色々に言及していく一般的な青春？作品に思えるがラストは結構衝撃というか受験雑誌で書いていいのかコレ、と思うような結末だった。ひとつ残念なことが、こういう作品に高校時代出会えなかったこと。高校のときこれを読んでおけばよかったなぁと思っています。もっと早く読めばよかった、古本屋で見つけたらぜひ手にとってみては。
自転車にこやか整理軍
