hamachangのブログ

ダイアリー

2/3 駅員ごっこ

今日は朝から新しい駅での勤務が始まった(私は鉄道会社でアルバイトをしています)。それなりの規模で、京都の有名観光地へ向かう支線が出ている駅。バイトの先輩には寒くてしんどい駅だ、と言われていたがマイクの音も聞こえやすくて思いの外勤務しやすい駅だった。ただ、やはり寒さには堪える。制服の下にセーターとかTシャツとか重ね着して防寒対策はばっちりのつもりだったが、それでも凍えるようであった。この駅では3時間の勤務。夕方の18時代はまだお客さんもそれなりにいて"やりがい"もあるのだけど、20時代はホームもがらんとしてひどく哀愁が漂う。

電車の案内放送をしなければならないので、もちろん行なったが、空虚に向かってアナウンスするのは何となく気味が悪くあまり楽しくなかった。

他線との乗り換え駅や終着駅などでは複数人とシフトに入るので電車の来ない間は少しだけお喋りなどして暇をつぶすのだが、一人での勤務はただただ、孤独に耐えるしかない。ホームの端っこまで行ってみたり自動販売機の飲み物を眺めてみたりして暇をつぶした。

いつも他の駅で案内する白杖のお客さんに会い、少し世間話をした。渋い声だね、といわれ赤面した。私の場合は声が低いだけなのだけれどやはり褒められると嬉しい。"イケボ駅員現る"みたいな感じで有名人になりたい。

退勤後になか卯でカツ丼を食べた、温かくとても美味しかった。ゆっくりゆっくり食べて結局22時過ぎぐらいに帰りの電車に乗った。終電が近くなってきた駅のホームは、松任谷由実の"シンデレラエキスプレス"がすごく合う気がする。新幹線のことを考えるとまた彼女のことを思いだした。
f:id:hamanochang:20230204003213j:imageとり・みき先生のTwitterで見つけた雪だるま。かわよい。