hamachangのブログ

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2/11 復活の日

非常に有意義な土曜日を過ごしたと胸を張って言えるだろう。午前8時頃に起床、二度寝を経由して12時に入浴。歩いて京都古書会館で行われている古本まつりへと向かった。夏秋と比べると規模は小さいが、それでも十分。普段、古本を漁るときに面倒なのは各書店を回らないといけない点。百万遍〜桝形商店街ぐらいなら全然歩いても良いが、なにしろ京都中に古本屋は存在するため体力交通費等を鑑みても古本屋めぐりはかなり気合を入れる必要がある。その点、古本まつりといった催し物は各書店が一堂に会している為に様々なジャンルの本を効率よく探すことができる。おかげで今日も面白そうな本を買うことができた。『800字ジャーナル』『京都市電が走った街 今昔』『京の文学散歩』『海軍よもやま物語』『稲垣足穂 ヒコーキ野郎たち』の計5冊を蔵書に加えることができた。それぞれについて説明しておくとキリがないので割愛するが、非常に意義のある買物ができたのではなかろうか。さっそく読み始めているが『800字〜』『海軍〜』がなかなか面白い。私はいま森見登美彦『四畳半王国見聞録』も読み進めている最中なのだが、読了に時間がかかりそうな気配がしている。未読の本が積み上がっていくのはなんとも申し訳ないような、面倒くさいような。しかし在学中に読破してみせる…つもり。

古書会館を後にすると地下鉄で四条まで出て東洞院進々堂で朝食兼昼食兼3時のおやつを取った。落ち着いていて気分がよい、過ごしやすく長居してしまった。

15時過ぎに鴨川デルタへ向い、買ったばかりの『海軍〜』を読んだ。旧日本海軍の内情を吐露した本で、下士官と兵の関係性だったり艦での生活などが綴られている。古本故、著者が戦争経験者のためリアリティを感じる。私も以前は海上自衛官を志した時期があったので今もこの様な感じなのだろうかと戦々恐々(使い方合ってる?)とした。私は陸上自衛隊の予備二等陸士という階級を持つ予備自衛官なのだが、やはり海上と陸上では伝統も風土も違うのだろうか。これについては、またいつか記すとしよう。

とにかく、近頃の焦燥とした心理状態が今日の一日で少し復活したような気がする。やはり、悩みのタネは文通相手の彼女(三人称代名詞、sheであってgirl friendでない)である。ひとりはさみしい。どう外堀を埋めようか無駄な考えを巡らせてしまう。そんなことを思うとまた苦しくなってきた、とりあえずご飯を食べて布団に潜ろう。
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f:id:hamanochang:20230212015833j:image久しぶりの外出なので私が思う最大限の"お洒落"で繰り出した。