hamachangのブログ

ダイアリー

12/24 メリークリスマウスという名の鼠

クリスマスイヴらしい。昼からバ先の先輩と京セラ美術館へAndy Warhol展を見に行く。芸術について疎い私でも「これ、見たことあるナリよ」という感じの作品が多く展示されており、壮観。本物のキャンベルスープを見ることができて良かった、1400円の価値あり。館内でWarholグッズが売られていたので、ポストカードなど購入。しかし、特設展ブースを出た先にある常設グッズ売り場により安い値段で良いグッズが売られており騙された気分。悔しかったのでこちらでもポストカードと、文通相手の方に贈ろうと栞を購入。

まんまと美術館の作戦に乗せられてしまった、不覚。

美術館を出たあとは岡崎公園をふらつき、京大前のカフェCOLLECTIONへ。以前食べた鶏皮バターライスの味が忘れられず足を運んでしまった。やはり美味しい、最高。このカフェは店内の雰囲気も落ち着いていてゆっくりできる。いつか大切な人(自分でも嫌に成るくらい気障な科白だ)と来ようと思う。

約1時間程先輩とお喋りをした後解散。帰宅後惰眠を貪り、気づくと時刻は19時であった。

今夜はクリスマスイヴ。以前から今日の為にある計画を立てていた私は起きてすぐ京阪に飛び乗り祇園四条へと赴いた。 

四条河原町交差点南東角にて決起せよ」かの有名な森見登美彦氏の処女作『太陽の塔』作中の一節だ。あらすじは割愛するが、主人公の友人がクリスマスイヴの浮かれ騒ぎに対抗するため"ええじゃないか騒動"を河原町交差点南東角から決起するという場面がある。 

作品に触発された私は四条河原町交差点南東角にて"反クリスマスファシズム"を掲げ令和のResistanceとして今、河原町へと降り立った。作戦としては特に幸せそうなカップルを捕まえ「写真を撮って頂けませんか」とお願いする。阪急の看板を背景に、私単体の写真を撮影させ、彼ら彼女の心にクリスマスイヴにも私のような孤独な男性が同時に生きていたという事実を記憶させる、という内容。

しかし対人経験の欠如した私がそんな事をできるはずもない。だが作戦は貫徹させたい。悩みに悩み、苦渋の決断ではあるが身内に向け「誰か俺の写真を撮りにきてくれ」とツイート。たまたま近くにいた友人の金盛女史に南東角へ参集して頂き、無事(ではないが)反クリスマスファシズム運動を終結させることができた。

金盛女史にお礼を言い、別れてすぐ向こうの横断歩道からバ先の先輩が歩いて来たではないか。スモールワールド、意外と知ってる人はいるもんだ。バイト終わりの先輩を捕まえ、焼肉ライクへと赴く。金がないことを伝えると「ご馳走してやる」と先輩。なんて素晴らしい人なのだ、一生付いていきます。

 

先輩の奢りで焼肉を食った後は鴨川沿いを歩き、コンビニでショートケーキと歯磨き粉を買って帰宅。不毛なクリスマスイヴと思いながらも、それなりに楽しく満たされた休日だった。しかし来年はより楽しいイヴを過ごそうと決意(決意しただけ)、そろそろ幸せになりてえ。

明日は大阪まで大学のラグビーを観戦しに行く。学校からバスが出るので10時20分には集合していなくてはいけない。間に合うかしら。
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