2/27 鴨川デルタの味

件(くだん)のサークルで闇鍋会を開催した。メンバーはいつもの面々に加え、他のサークルの人も交えて暗闇の中で鍋をつつきあった。

闇鍋の方法についてだが、まずベースとなるスープを鍋に用意。火にかけて煮立ってきたら電気を消して時計回りに一人づつ持ち寄った具材を投入していく。全員が入れ終わったのち、蓋をしてしばらく煮る。頃合いになったらまた一人づつ暗闇の中から具材を引っ張り出し、皆で一斉に食す。その時点で阿鼻叫喚の嵐なわけだが落ち着いてどんな具材が入っているか真剣に考察、電気を点けて各自何を投入したかそれぞれ宣言していく…という流れだった。人生初闇鍋ではあったが、それなりにセオリー通りの方法でできた気がする。私は今回、食紅入り八ツ橋とブロッコリーを投入。鍋の青い汁はこの八ツ橋が原因である。

見た目は完全に吐瀉物ではあるが、全員で苦しみながら何とか食べきった。もはや味については言及しない、思い出したくない。参加者の一人は皿にたっぷり掬い、汁まで飲み干していたが帰宅後口内がかゆくてたまらないらしい。今回の成果としてはショートケーキとシュウマイと八ツ橋が混ざったときの味を知れたこと。次回は闇鍋と対極にある"光鍋"を行う。各自が最高に美味しいと思う具材を持ち寄れば最高に美味しい鍋が完成するのでは、という魂胆である。闇鍋はしばらくやらない。

第一弾

スープは市販の鶏塩出汁、りんご、シュウマイ、さけるチーズ、カシューナッツ、ソーセージマフィン、レンコン、ジャガイモ、餅、鰹節、食紅入り八ツ橋

第二弾

母乳飲料、ちくわ、フグ、プロテインバー、山うにとうふ、野菜とチキンのアヒージョ、バジル、にんにく、ショートケーキ2つ、ブロッコリー、ウスターソース

ちゃんと完食しました。