1/7 上洛
広島から戻ってきた。暴れたら飯が出てくる生活はもう終わりだ。毎度のことだが、広島から戻ってすぐは若干ホームシックになる。
こんなときはうっとおしく思っていた母の小言でさえも、懐かしくなり寂しい。やはり一人暮らしは孤独という面では実家暮らしに圧倒的に劣る。家を離れてから、父母の愛情や憎たらしいが同時に愛らしい弟の存在が大きいことに気付かされる。孝行の為にも、真面目に生活を送ろうと深く決意する。
福山から大阪までは金券ショップにて三千円で購入した青春18切符で。大阪からは御堂筋線を経由して京阪で出町柳まで戻ってきた。合計3650ナリ、倹約術(良く言えば)としてはなかなか優秀ではなかろうか。その分約5時間ほどかかってしまうため体力的に厳しいが…。とりあえず若いうちはこの方法で乗り切ろう。