2/5 昼寝

天気がよかったので、昨日に引き続いて鴨川デルタに来てしまった。今日はブルーシートを持って。出町柳駅のシズヤで買ったカルネをbrunchにして、風にあたりながら食べた。森見登美彦の『四畳半王国見聞録』を寝転がってちょっとずつ読んでいると、私と数米開けたところに外国人が寝転んで昼寝しているのを確認した。話してみようかな、どうしようかな、と思いながら数十分時間を潰していると彼が帰る気配がした。気になってふと彼を一瞥すると、思わず目があったのでハーイ、と声をかけると「今日はとても暖かいですね」と流暢な日本語で話しかけてきたので安心した。私の英語がどこまで通用するのか試してみたかったので、ウェアーフロム？と拙い英語で質問すると「take a guess!」と言われたのでイギリスですか、と応えたが違うようであった。あまり良いことではないが、彫りが深くアジア系の顔を見てインディアですか？と言うと「perfect!」と返してもらった。正解だったようだ。　

途中で三条から歩いてきた私の幼馴染で京大一回生の友人も合流してきた。

話を聞くと(リスニングができないので半分推測)、彼は京都大学の大学院生とのことだった。何年生？と聞かれたのだが、1年生を英語で何と表現するのか分からずファーストピリオッド！とかワケのわからんことを言っていたら友人が助けてくれて、どうやら伝わったようであった。英語能力の無さに自分でも情けなくなる。

留学生の彼に、出町桝形商店街の八百屋で買ったミカンをもらった。みずみずしくとても美味であった。それと、彼の名前も聞いたはずなのだが英語を話すことに必死であまり覚えていない。いつも月曜日によく来る、と言っていたので次に会ったらもう一度聞いてみようと思う。鴨川デルタは思わぬ邂逅が嬉しい。もっと色んな人と仲良くなってみたいと思う。